本格先行不在のＳ級初日特選12Ｒ。カギを握るのは川口だろう。岐阜記念は４日間ともマーク戦。昨年に続いて２連勝で予選を突破。準決勝は岐阜３番手で栗山和樹、志田龍星を援護したが、激しい踏み合いにもまれ６着敗退。

　「訳の分からないまま終わった感じ。フタを開ければＳＳ（清水裕友）で決着でしたね」と激戦を振り返る。岐阜記念の直前には名古屋バンクで練習。「疋田敏さんに自転車を見てもらって劇的に良くなった」も序盤連勝の要因の一つ。久しぶりの自力戦。思い切った仕掛けでレースの流れを掌握だ。